2011/01/30

カード紹介

特に前置きなしに東方MTGカード紹介です。
今回紹介するカードはこちら。

【死蝶「華胥の永眠」】
コスト:(1)(B)
タイプ:エンチャント
スピリットでないクリーチャーが1体戦場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは1点のライフを失い、飛行を持つ黒の1/1の昆虫・スピリット・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

20101212 updated version


死んだクリーチャーが蝶になって戻ってきます。
一見《苦花》的ですが、よくテキストを読めばまったく別物であるということが分かると思います。
《苦花》は単独で機能し、時にはフィニッシャーにもなり得るユーティリティカードですが、《死蝶「華胥の永眠」》はクリーチャーが並ぶデッキでないとまともに機能しません。
ではビートダウンのサポートカードかと言うとそうでもなく、主にクリーチャーを大量に要するデッキに採用されていたりします。
例えば《宵闇の妖怪、ルーミア》宵闇の妖怪、ルーミア (B)
伝説のクリーチャー - 妖怪
1/1
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
クリーチャーを1体生け贄に捧げる:宵闇の妖怪、ルーミアはターン終了時まで+2/+1の修整を受ける。
20101212 updated version
がクリーチャーをもぐもぐして即死パンチをしたりとか。そのデッキはルーミアヘイトなんて呼ばれてますが、むしろそれ以外で《死蝶「華胥の永眠」》を見たことがありません。
単純なウィニーに入れてもそれなりの活躍はしそうですが、単純な黒ウィニーは組みにくいですからね。あぁスーサイドブラックは何処へ。
ともあれ、個人的に好きなカードなのでまた何かしらシナジーでも見つかったらいいななんて思っています。Keisでした。

2011/01/23

カード紹介

本家ではミラディン包囲戦に向け、スポイラーもかなり出そろってきた感じですが、何か気になったカードはあったでしょうか。
個人的には《荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus》が非常に好みのタイプのカードですね。強い弱いかは、別として。

さて、今回は東方MTG環境の数百枚とあるカード群から1枚をピックアップし、紹介していきたいと思います。
栄えある第一回はこちら。

【「百万鬼夜行」】
コスト:(4)(G)(G)
タイプ:クリーチャー - 鬼
P/T:8/8
「百万鬼夜行」が戦場に出たとき、あなたがそれをあなたの手札から唱えた場合、あなたから始めて、各プレイヤーはパーマネント・カードを自分の手札から戦場に出してもよい。この手順を、誰もカードを戦場に出さなくなるまで繰り返す。

20101212 updated version


見たまんまですね、生けるエウレカです。
ただ、素のコストが重く、EtBも手札から唱える必要があるのでコスト踏み倒しで出すというのはあまり意味がなく、これといった悪用はできそうにありません。
実はこのカード、前まではコスト(4)(G)(G)のソーサリーだったんですが、今の環境になる時に変更され、コスト据え置きで8/8のクリーチャーが付いてきたという。
8/8のクリーチャーというのも破格ではありますが、何よりもクリーチャーサーチに引っかかるようになったのが大きい。
緑には優秀なクリーチャーサーチが多いので、《「百万鬼夜行」》を含む強力なクリーチャーをサーチで集めつつ、ドーン!といった運用がやりやすくなったんですね。
彼女のEtBで戦場に続々とクリーチャーが萃まってくる様はまさに百鬼夜行。決まると爽快ですよ。
勿論、対戦相手もEtBの恩恵を受けますのでそのケアはお忘れなく……。

後回しになってしまいましたが、今回紹介した《「百万鬼夜行」》もソーサリーからクリーチャーになったように、東方MTGではカードが一括更新ごとに別物になることも少なくありません。
ここで紹介したカードに関しても、あくまで投稿時点での性能、ということをご了承いただければと思います。
2/4予定の一括更新でこれも変わっちゃったりして、うはは。Keisでした。

2011/01/17

初めての東方MtG(導入編)

ようこそ、東方MtG公式ブログへ。
私はここの管理人が1人、mokotenでございます。以後お見知りおきを。
ここでは、東方MtGをみなさまのPCで遊ぶための説明をQ&A方式で書き殴っております。
それではしばしお付き合いくださいませ。

Q1:東方MtGって何?
A1:上海アリス幻樂団の東方Project作品の設定をベースに、それをカード化しMagic: The Gathering(以後MtG)のルールで遊ぼうというものです。

Q2:どうやって遊ぶの?有料ですか?
A2:MagicWorkstation(以後MWS)というツールでプレイをします。MWSの一部機能はレジスト(有料)ですが、レジストしなくても問題なく遊べますのでご安心ください。

Q3:MWSはどこにありますか?
A3:こちらからダウンロードできます。

Q4:インストールのやり方は?
A4:FreeStyle様のHPで詳しく説明が書かれております。こちらを見るとわかりやすいです。

Q5:日本語化ってどうするの?
A5:これもFreeStyle様を見ていただくと分かりやすいです。日本語化についてはレジストリをいじるので細心の注意を払い、自己責任でお願いいたします。

Q6:MWSと日本語化入れたけど、これで東方MtGできるの?
A6:もう一息です。次にこちらの掲示板に行きますとTOPの一番上に、「一括(数字)」というリンクがありますのでこれをダウンロードしましょう。

Q7:ダウンロードしたけど?
A7:ダウンロードしたファイルを解凍し、中にある「Master.mwBase、Data、Pics(Picsも解凍してね)」を先ほどインストールしたMWSフォルダ直下にコピーしてください。

Q8:もう疲れた
A8:お疲れ様です。これで東方MtGが遊べるようになっているはずです。

※mokotenが製作した動画もあります。MWSインストールから東方MtG導入、同梱のツール「東方ウフ符」の説明をしています。こちらもよろしければご参考ください。
他、ご質問があればコメントを残していただけると有難いです。

次期定期一括の話

本家MtGの新セットと同時期にリリースされる定期一括、次回はミラディン包囲戦に合わせた2月4日(多分)!

更新されるエキスパンションは環境にどう変化をもたらすのか、緑と赤黒の無双っぷりは落ち着くのか、COGはちゃんと更新されているのか。
今からドッキドキのワックワクですね!

2011/01/16

現環境雑感

下馬評通りの強さを発揮した《鳥頭殴り》鳥頭殴り (1)(B)
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがクリーチャーを1体生け贄に捧げない限り、そのプレイヤーは自分の手札のカードを3枚公開し、あなたはその中から2枚を選ぶ。そのプレイヤーはそれらのカードを捨てる。
20101212 updated version
を擁する黒赤コン。
せめて伝説だったら……文句なし現環境最強生物《祀られる風の人間》祀られる風の人間 (3)(G)(G)
クリーチャー - 人間・巫女・神
5/5
瞬速、被覆、到達
あなたのアップキープ開始時に、あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを2個置く。
20101212 updated version
を主軸にしたビートダウン。
現在この二つのデッキタイプが二強ではないかと思います。ただそれらのデッキの相性はと言いますと、クリーチャーが多くハンデスがすかりやすいため、早苗ビートに分があるでしょう。
では早苗ビートが現環境最強デッキなのでしょうか。いや、私はそうは思いません。
クリーチャーで殴るということはもっとも対策のしやすいアクションなのです。特に現環境には優秀なFogがいくつかあり、それらを擁した白緑コントロールデッキは、クリーチャーで殴る以外の要素に乏しい早苗ビートには大きく有利に戦えるでしょう。ただその白緑コンもフィニッシャーはカードパワーの高さから《祀られる風の人間》祀られる風の人間 (3)(G)(G)
クリーチャー - 人間・巫女・神
5/5
瞬速、被覆、到達
あなたのアップキープ開始時に、あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを2個置く。
20101212 updated version
を採用することになるのがなんとも言えなくもあり。では早苗ビートに有利に戦える白緑コントロールデッキが環境最強なのでしょうか?勿論違いますね。
手札にカードをため込みやすいデッキなので、今度は赤黒コンの餌食になりやすいのです。そう考えると、デッキ間の相性というのは比較的上手い具合に形成されている気はしますね。
しかしながら、ある程度幅広いデッキと戦える黒赤コン・早苗ビートと違い、緑白コントロールはビートダウン以外に殆ど勝てなさそうであるという点で、環境はやはり二強のままだと言ってしまっていいと思います。

近く、次回一括更新もきますが、今度はどんな環境になるのでしょう。興味が出た方は是非この企画に参加してその目で確かめてくださいね。Keisでした。