2011/07/17

現環境雑感

今期一括パッチがリリースされて1週間ほど経ちました。
いくらか対戦をしてみての雑感を記してみたいと思います。

まず目立つのは緑ビートダウンの台頭。
どうしようもないくらいの猛威を奮っていますが、実は前環境とパーツ自体は殆ど変わっていません。じゃあなぜこんな急にえらいことになってるんやということですが、それは絆魂ファッティ《博麗の巫女》博麗の巫女 (3)(W)(W)
クリーチャー - 人間・巫女
5/5
飛行、絆魂
(1):このターン、あなたが選んだクリーチャーの発生源1つが次に博麗の巫女に与えるダメージを1点軽減する。
20110601 updated version
の退場が大きかったと考えられています。
5/6が3体いないと殴れませんと書いてある《博麗の巫女》博麗の巫女 (3)(W)(W)
クリーチャー - 人間・巫女
5/5
飛行、絆魂
(1):このターン、あなたが選んだクリーチャーの発生源1つが次に博麗の巫女に与えるダメージを1点軽減する。
20110601 updated version
にコントロール力の乏しい緑がどれだけ戦えるか。言うまでもありません。緑は隅っこに追いやられていました。
しかしながら《博麗の巫女》博麗の巫女 (3)(W)(W)
クリーチャー - 人間・巫女
5/5
飛行、絆魂
(1):このターン、あなたが選んだクリーチャーの発生源1つが次に博麗の巫女に与えるダメージを1点軽減する。
20110601 updated version
に隠れていただけで緑のクリーチャーのスペックもまたえげつないレベルであり、今回それが白日の元に晒された、という具合でしょうか。一部全然隠れていないのもいましたが。
とは言えビートダウン。過去の投稿でも書きましたが、クリーチャーで殴るというアクションの対抗策は多い。これからメタゲームがどんな展開を見せるか楽しみでもあります。

《カリスマの具現》カリスマの具現 (2)(B)(B)
クリーチャー - 吸血鬼
3/3
飛行
いずれかの対戦相手がライフを失うたび、あなたはその点数に等しい値のライフを得る。
2点のライフを支払う:カリスマの具現はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
20110710 updated version

今環境数少ない新規の強カード。一瞬です。
ただ《凶兆の黒猫、橙》凶兆の黒猫、橙 (G)(G)
伝説のクリーチャー - 猫・式
3/2
瞬速、到達
凶兆の黒猫、橙が戦場から墓地に置かれたとき、あなたはあなたのライブラリーから名前が凶兆の黒猫、橙であるカードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
20110710 updated version
が跋扈する環境でどれだけ活躍できるかは分からないですね。自分でも組んでみましたがこれに特化するよりは赤黒に自然な形で投入したほうが強そうでした。

個人的にはメダリオン生物サイクルがヤバいと思ってたんですが、なんか全然そんなことなさそうで、やはり実際に蓋を開けてみないと分からないですね。

2011/07/03

今環境総括

本家基本セット2012リリースに合わせて当環境でも一括更新が行われます。
ということで、新たな環境を迎える前に、今環境の雑感をたらたらとお話してみたいと思います。

まず、今環境はなかなかにゆっくり環境であったと言えます。
それは、他の追随を許さない超絶モンスター《博麗の巫女》博麗の巫女 (3)(W)(W)
クリーチャー - 人間・巫女
5/5
飛行、絆魂
(1):このターン、あなたが選んだクリーチャーの発生源1つが次に博麗の巫女に与えるダメージを1点軽減する。
20110601 updated version
や、全てのライフレースを過去にした《紅き夜の支配者》紅き夜の支配者 (6)(B)(B)
クリーチャー - 吸血鬼
7/7
飛行、絆魂、トランプル
あなたが自分のライブラリーのカードを探す際に、あなたは(1)(B)を支払うとともにあなたのライブラリーから紅き夜の支配者を公開してもよい。そうした場合、紅き夜の支配者をあなたの手札に加える。
急襲(4)(B)(B)((4)(B)(B):あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。次の終了ステップの開始時に、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。急襲は、あなたの攻撃クリーチャー指定ステップの間にのみ起動できる。)
20110506 updated version
など、強力な絆魂ファッティの存在が大きかったと思います。特に《支配者》なんて最初書いてあることがよく分かりませんでした。緊急一括で箸にも棒にもかからなくなりましたが。
ただ、東方環境を知る人だと「《博麗の巫女》博麗の巫女 (3)(W)(W)
クリーチャー - 人間・巫女
5/5
飛行、絆魂
(1):このターン、あなたが選んだクリーチャーの発生源1つが次に博麗の巫女に与えるダメージを1点軽減する。
20110601 updated version
は前もいたじゃーん」と思われるかもしれません。しかしながらやはり、前環境の巫女と今環境の巫女は強さが違うと言っていいでしょう。
というのは《鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」》鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」 (3)(R)
クリーチャー - スピリット
4/1
速攻
鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」が霊依したとき、そのクリーチャーをアンタップする。それが鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」によって霊依されている限り、あなたはターン終了時まで、それのコントロールを得る。霊依(3)(R)((3)(R),このカードを捨てる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時までこのカードのコピーになる。)
>20110601 updated version
の弱化が大きいと考えます。相変わらずビートバーンコントロールとあらゆるシーンで見かける《鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」》鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」 (3)(R)
クリーチャー - スピリット
4/1
速攻
鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」が霊依したとき、そのクリーチャーをアンタップする。それが鍵霊「ベーゼンドルファー神奏」によって霊依されている限り、あなたはターン終了時まで、それのコントロールを得る。霊依(3)(R)((3)(R),このカードを捨てる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時までこのカードのコピーになる。)
>20110601 updated version
ですが、速やかに相手のライフを0に持って行く構成のアグロにとっては3マナと4マナの差は看過できるものではありません。ビートとコントロールの対決に於いて、ここを凌げば/凌がれればという閾値があると思いますが、3マナと4マナの違いというのはそこに嵌っているマナ域ではないでしょうか。
ただそれでも採用に値するスペックであるのは間違いありません。弱体化を嘆くのではなく依然見劣りせぬその性能に驚嘆すべきでしょう。

なんてそれっぽいことを書いてみましたが私自身あまり対戦しておりませんので総括になっているかどうかは大概怪しくあります。
さて、次期環境はどんな環境になるでしょう。是非ご自分の目で、右手で確かめて見て下さいね。