2011/02/06

現環境雑感

去る2月3日、新たな東方MTG一括更新パッチがリリースされました。今回の更新は、エキスパンションの統廃合などを含む大幅なカードの刷新があり、それに伴い環境も激変したと言っていいでしょう。まだ更新したばかりで日が浅いですが、いくらか対戦やデッキ作成をしてみて感じた現環境についてを書こうと思います。

まず青の復権、というよりは《禁忌「恋の迷路」》禁忌「恋の迷路」 (2)(U)(U)
エンチャント
いずれかのプレイヤーがクリーチャー呪文を唱えるたび、そのコントローラーが(2)を支払わない限り、それをオーナーの手札に戻す。
20110203 updated version
が強い感じですね。(2)(U)(U)という重さは少し気になりますが、青ならバウンスやカウンターでテンポを稼ぎながら4マナに繋げるというのもそう難しい話ではないでしょう。とはいえ効かない相手にはまったく効かないカードでもありますので、運用の難しいカードかもしれません。

やたらと前評判の高かった吸血鬼デッキはいまいち地味。
最強吸血鬼《紅魔「スカーレットデビル」》紅魔「スカーレットデビル」 (3)(B)(R)
クリーチャー - 吸血鬼
*/*
飛行、速攻
あなたは紅魔「スカーレットデビル」のマナ・コストを支払うのではなく、(1)(B)(R)と5点のライフを支払ってもよい。
紅魔「スカーレットデビル」のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする黒のパーマネントの総数に、あなたがコントロールする赤のパーマネントの総数を足した値に等しい。
20110203 updated version
は無理に吸血鬼シナジーにこだわらなくても単騎でゲームを終わらせる性能を持ってますので、そちらのバックアップにスロットを割いたほうがよさそうです。単独で優良なカードを採用したほうが自然な形でデッキパワーを高められるということでしょうか。

今のところ最速デッキは《夜雀の歌声》夜雀の歌声 (2)(R/G)
ソーサリー
あなたのライブラリーの上から5枚を公開する。あなたは、それらの中から人間でないクリーチャー・カードを1枚選び、それを戦場に出してもよい。それは、ターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。他のカードをあなたの墓地に置く。
20110203 updated version
変則リアニメイトのようです。
ライブラリーから直接呼び出すので純正リアニよりは墓地対策にいくらか耐性がありますし、もちろん《禁忌「恋の迷路」》禁忌「恋の迷路」 (2)(U)(U)
エンチャント
いずれかのプレイヤーがクリーチャー呪文を唱えるたび、そのコントローラーが(2)を支払わない限り、それをオーナーの手札に戻す。
20110203 updated version
にもかかりません。さらになぜかカウンターできないと書いてある《死符「ゴーストタウン」》死符「ゴーストタウン」 (1)(B)(B)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。それは速攻を持つ。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーを追放する。死符「ゴーストタウン」を追放する。
あなたは、死符「ゴーストタウン」をあなたの墓地から唱えてもよい。
20110203 updated version
があるのでリアニメイトなのに何故かパーミッションに強そうです。ただ《夜雀の歌声》夜雀の歌声 (2)(R/G)
ソーサリー
あなたのライブラリーの上から5枚を公開する。あなたは、それらの中から人間でないクリーチャー・カードを1枚選び、それを戦場に出してもよい。それは、ターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。他のカードをあなたの墓地に置く。
20110203 updated version
のヒット率を上げるために相当いびつなデッキ構成になるので、重要なのは右手でしょうね。

ということで、現時点での環境を要約しますと、ビートダウンが息をしてない。クリーチャーというカード・タイプが如何に強く如何に弱いか、色々考えさせられますね。
しかしながら冒頭でも述べた通り、新環境はまだ始まったばかり!東方MTGの冒険はこれからだ!Keis先生の次回投稿にご期待下さい!!

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